facebookから学んだこと

■ 興味を持った理由

 facebookについて調べていたことがあった。
 日本では、そこまで参加者が多いわけではないにもかかわらず、興味を持った理由は、下記の通りだ。

  1. 世界最大のSNSで5億人もの登録者がいること(日本最大のSNS、mixiは、2000万人強)。アメリカでは、30歳以下の90%が参加しているという。
  2. iPhotoなどのMac用ソフト、twitterなどのネットサービスとの接続が容易で、mixiなどと比べてオープンなこと。
  3. CEOのマーク・ザッカーバーグ(1984年生まれ、わずか26歳)が、長者番付32位に数えられ、半生が映画(しかも人気のようだ)にもなるなど、注目を集めていること。ジョブズでさえ、自宅に招いて良い関係を築こうとしている。

■ facebook 最大の特徴

 調べてみる前は、mixiの世界版みたいなものだろうと考えていたが、少し雰囲気が違うようだ。
 最も驚いたこと(つまりこれが最大の特徴なのだが)は、facebookが、実名で登録することを義務づけていることだ。写真も自分の顔写真を出すのが普通のようである。出身学校や宗教まで公開している人も多い(みたいだ) 。
 facebookは、この実名主義で成長してきた会社だという。匿名が基本で、プライバシーの公開に慎重な(使い方を好む人が多い)日本のSNSとは大違いである。
 実名主義というのは、プライバシーを守るという点で問題があるようにも思える。
 しかし、実名だからこそ、その人の発言・情報が信用されるという側面もある。facebookは、ネットと実社会を分けて考えていない。実社会での関係を深めるためのソーシャルネットワークなのである。

■ facebookを調べて思ったこと

 日本人のネットへの関わりは、匿名が主流だ。ネット上で実名や社会的背景を公開することは、危険で愚かなことだと考えられてきた。
 しかし、実際には匿名性が高いが故に、無責任で、卑怯な書き込みが横行し、ネット社会の品格、信頼を下げてきたように思う。2ちゃんねるでの見るに堪えない書き込みや、尖閣諸島事件に関わる中国人の書き込みなどみれば明らかだ。
 私は、現実社会では普通の人(例えば、高校や大学で「情報モラル」を教えていている人)が、ネット社会では、有名な荒らし屋だったのを目撃したことがある。匿名社会では、そんな人の闇の部分を表に出てしまうのだ。

 ネットでもできるだけ実名を使うという風潮を作っていかなければならないかもしれない。実際に、そう主張している人もいる

 学校も同じだ。「匿名なもの」を導入することは、教師と保護者の信頼関係を壊すことにつながる。話し合い、理解し合い、協力し合うという関係が持ちにくくなるからだ。

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