ドラマを見る。本を読む。
最近、使い始めた2つのインターネットサービス、HuluとKindleについての感想を述べたい。
1.Hulu(フールー)
映画(旧作)やテレビドラマ(主にアメリカ)を月額980円で視聴できる。AppleTVに対応したのを機に試してみた。以下、気づいたこと。
◎ 長所
- 画質は、まあよい。 → 光回線、Wi-Fi接続でHD画質(720p) 3G回線でSD画質(480p)
- パソコン、タブレット、スマートフォン、TV(AppleTV)など、あらゆる端末で見ることが出来る。
- 見ていたところを記憶しており、どの端末で見ても続きから見られる。(滞りなく、スムーズに。)
◎ 短所
- ストリーミングのため、ネットに繋がらないと見ることができない。
- コンテンツがそれほど多くない。
- 日本語吹き替え版がない。
アメリカのテレビドラマを見る人にはお勧めできる。あとは、月額980円を安いとみるか高いと見るかだ。TSUTAYAなら、2話100円(だったと思う)で1週間レンタルできる。一月に20話見て元が取れる計算だ。
時間を細切れにしか確保できない人にもお勧めできる。例えば、2時間の映画のうち、1時間をテレビ(AppleTV)で見て、残りの30分をiPad、更に残りの30をパソコンで見るということがスムーズに行えるのだ。これは、まとまった時間を確保できない自分にとって、とても便利な機能だ。
iPadでの視聴というと、画面が小さく迫力がかける感じがするが、実際に見てみると悪くないことが分かった。画面に近いことがその理由かもしれない。
2.Kindle(キンドル)
Kindleと聞くと、Kindle Paperwhite などのEインクを使った読書端末を思い浮かべる。 最近では、Kindle Fire のような格安 Android 端末だろうか。
しかし、iOS 用の Kindle アプリを使うと、この考えが間違いだと分かる。kindleとは、ハードではなく、コンテンツを提供するサービスなのだ。
◎ 長所
- 端末を選ばない。 → Kindle端末はもちろん、iPad、Android、パソコン(Mac/PC)でも!
- 読んだところをクラウド上で記憶しており、どの端末からもそれまでの続きから読むことができる。
◎ 短所
- コンテンツが十分ではない。
- コミックは、高精細(Retina)ディスプレイに対応していない。
3.まとめ
コンテンツのネット配信が、本格的に始まったことを実感する。音楽がそうであるように、本や映画もネットで購入する人が増えるだろう。
今回、二つのサービスを利用して、予想以上に iPad との相性がいいことが分かった。 iPad 購入者は、試してみる価値がある。iPadの良さを再認識するだろう。